2019/08/23
アンサーベーシックキャンパスのホームページをご覧いただきありがとうございます。
スタッフ笹谷です。
今回は、良い人間関係を作るための「コツ」についてお話します。
人間関係で大切なことの一つに「叱るより褒める」があります。
ところが、いざ褒めようとしても言葉が出てこないことがありませんか。
センスがいいね。笑顔がいいね。やさしいね。明るいね。気がきくね。気持ちの切り替えが早いね。協調性があるね。責任感あるよね。作業がていねいだね。元気だね等々。
褒め言葉はたくさんありますが、今まで使ったことのない言葉は、なかなか口から出てこないもののようです。
人は褒められると喜びを感じるものです。皆さんはいかがでしょうか。
私は、褒められると良い気分になり、ついつい調子乗り、いやなことも引き受けてしまいます。
褒められたときの良い気分は、人間関係を円滑にし、面倒なことや嫌なことでも、頑張ってやってしまう原動力になるようです。
しかし、褒め方にはちょっとしたコツがあり、むやみに褒め言葉を並べるだけでは、ポジティブな効果は期待できないようです。
実は人をほめるのは案外難しいものなのです。意識して練習しないとすぐには出てきません。他人のできないところや気になるところは簡単に見つかるのに 「良いところ」となると思い浮かべるのが難しいものです。
会社や家庭では、「早くしなさい」「言うたやろ」「もっとがんばらな」「何してんねん」など、他人を貴める言葉のシャワーを浴びせる方が多いようです。このように他人の欠点は見つけやすいのですが、良いところはなかなか見つけ難いものですね。
アンサーベーシックキャンパスでは、「ことばの力を確かに」付けることを訓練の目標の一つにしています。 これは単にコミュニケーション能力の向上というだけでなく、自分を取り巻く人の人権を、大切にする生き方を身に付けてほしいとの願いも込めています。
会社や家庭では、きつい言い方ではなく、相手を認めたり、その場の空気を良くしたりする言葉を大切にし,「いいところ見つけ」や「相手が喜ぶ言葉さがし」などを実践したいものです。
9月は暑さで苛立っていた気分も少し和らぎ、心に余裕が生まれる時期です。そこで、褒め言葉を遣って「自分も他人も大切にする」を考えてみてはいかがでしょうか。
その具体的な行動の一つとして、他人を褒める、家族を褒める、身近な人を褒めるに、取り組んでみませんか。
「褒め言葉」は人により様々ですが、難しく考えないでください。
例えば、「あなたの“笑顔”が好き」「そんなふうに笑うあなたが好き」
これらは、誰とも比べられずに、その人の在り方を心から「いいね」と言っている「褒め言葉」です。
日本ではあまり耳にしませんが、「笑顔」のところを「話し方」や「考え方」、「歌い方」や「生き方」等に変えてもいいですね。
人間関係を円滑にする褒め言葉を大切にしてみませんか。
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アンサーベーシックキャンパスでは、利用者の皆様に無料提供しているランチの「試食会」を実施します。
詳細は、「アンサーベーシックキャンパス試食会のお知らせ」チラシをご覧ください。
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